2011年07月23日

+胸いっぱいのヒマワリ+

 赤い自転車に乗ってゆるい坂を下る。曲がり角にある家の庭先にヒマワリ。黄色の輝かしい花。角を曲がったら全速力でペダルを踏む。スピードを上げて、息を切らせて。セミの声。空に雲はない。熱気。アスファルトの照り返し。スカートひるがえして、サンダルで踏み込むペダル。もう少しで着く。もう少し。あと少し。貴女が帰ってくる駅まであと少し。
posted by 三里アキラ at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | Sudden Fiction | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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